ゲームを完成させてようやくリリース!
やっと苦労が報われて肩の荷が降りた……と、ここで終わらないのが難しいところです。
売り切り型のゲームやアイテム課金型のゲームなど、形式は様々ありますが、そのゲームがどうなっているのかをチェックすることは重要です。運営が必要なゲームでは特に重要視されているのが「KPI」と呼ばれる指標です。

KPIは(Key Performance Indicator)の略称で、日本語では「重要業績評価指標」と言われます。
要は、そのゲームの内容がどのように評価していけるのかを客観的な数字で見ていく方法です。何も指標が無い中で「1日で10万円売れました!」「1日の利用者数が1000人になりました!」と言われても、それが凄いのかダメなのかが分かりません。それを分かるようにするための指標と考えてみてください。
百貨店全体で1日の売上が10万円だったら非常に危険信号ですが、無人販売のトマトが1日10万円売れたら驚異的です。こうした数字の意味を客観的に判断するために分析をしていく必要があるのです。

ゲームの遊ばれ方をしっかりと分析することで、本来のポテンシャルがどのくらいあるのかが分かってきます。
例えば、一般的な運営型ゲームの指標というものがあります。全てのゲームに当てはまるわけではありませんが、大体このくらいが他社ゲームでも標準の数値だよね、というものです。

▼課金率(全ユーザーに対する課金者の数)
課金率はおよそ3%程度だと言われていますが、10%を超える場合もあります。多すぎるとダメなのか、と言われるとそうでもないのですが、無課金ユーザーとのバランスをさらに深掘りする必要が出てきます。
▼ARPPU(課金者の平均課金額)
3,000円〜5,000円を目指します。瞬間的に10,000円以上になることもあり、1人のユーザーが大量に課金していることとなるので、多すぎると健全なゲームとは言えなくなってしまいます。
▼ARPU(全ユーザーの平均課金額)
300円〜500円程度を目指します。これも多すぎるとユーザー課金額が大きくなりすぎてしまうので、課金必須ゲームだと揶揄される可能性があります。全体のユーザー数が少なければ大きくなるので、こちらも深掘りする必要があります。

そのゲームでしか判断できない数値もあります。

DAU(1日の利用者数)
MAU(1ヶ月の利用者数)
etc・・・

まずはゲームそのものが面白くないと意味がありませんが、運営を長期間に渡って続けていくことを考えると、数値を客観的に判断することも重要です。KPI分析はゲームの見えない部分を可視化できる非常に有効な方法なので、ゲームに限らず一般的な業務でも取り入れてみることをオススメします。