ゲーム開発者になるには？職種による難易度を解説！

こんにちは、シナスタジアデザインです。

ゲーム開発者になりたい、ゲームを作る会社に入りたい、と思っている方は多いのではないでしょうか。明確な目標を持っている方は目標に向かって努力していってください。まだ具体的な目標が見つけられない方は、ぜひこのコラムを参考にしてみてください。

ゲーム開発には多くの仕事がある

ゲーム開発と聞いて思い浮かべる仕事は何でしょうか。プログラミング、デザイン、プロデューサーなどなど、ある程度イメージできるものはあります。しかし、実際の現場ではそれ以上に多くの仕事内容があり専門家がいます。

ゲーム開発はチームで動く仕事です。そのため各パートごとに責任者がおり、それをまとめるのがディレクターであったりプロデューサーです。テレビや雑誌に登場しているような著名なゲームクリエイターは本当に一握りです。

こんな仕事があります。

・プロデューサー
・ディレクター
・プランナー
アドベンチャーパートプランナー
バトルパートプランナー
レベルデザイナー
・シナリオライター
・デザイナー
キャラクターデザイナー
エフェクトデザイナー
UIデザイナー
UXデザイナー
コンセプトアーティスト
3Dデザイナー
2Dデザイナー
・サウンドデザイナー
BGM
SE
ボイス
・プログラマー
フロントエンドエンジニア
バックエンドエンジニア
ネットワークエンジニア
・QA(品質管理）
デバッガー
テストプレイヤー

ここでご紹介した仕事はざっくりとした役割分担です。開発規模が大きくなれば更に細かく作業が分割されていきます。ひたすら車のタイヤをモデリングする人もいれば、ひたすらキャラクターのボイスリストを作る人もいます。自分の考えた面白いゲームを作る、というのは中々できません。たとえ自分が企画者となっても、実際に作ってくれるのはチームメンバーですので、ゲーム開発というものは大変です。

職種の難易度と給料は？

すでにゲーム業界には多くのクリエイターが存在しており、そこへ新たに挑戦することは難易度が高いです。何もできない人を採用してくれるはずはなく、自分の能力についてしっかりと考えていきましょう。

・難易度「低」時給1,000円〜　月給の場合は月給15万〜程度
プランナー、デバッガー
とにかくゲーム開発に関わりたい！と思っている方はプランナーやデバッガーがおすすめです。誰でも良いわけではありませんが、実際にゲームの内容を考えること以外の作業も数多く存在しています。例えば紙の資料をデータにすることや、競合ゲームの調査、保管用の資料をまとめたりデバッグ用のディスクを持っていく、なんて作業もあります。そのため比較的採用されやすい業種です。
デバッガーはその名の通りテストプレイを実施してバグが無いか探します。社員として雇う場合もありますが、学生アルバイトを募集している企業もあります。毎日決められたタスクを正確にこなすことができれば（ある程度のゲームの腕前も）OKです。
契約形態は、アルバイト、契約社員、社員、業務委託など様々です。

・難易度「中」時給1,200円〜　月給の場合は月給16万〜程度
デザイナー、シナリオライター
デザイナーでも担当する作業は様々あるので、3Dなのか2Dなのか、自分のスキルについては把握しておきましょう。3Dの場合はモデリングの他にエフェクト作成なども入ってくるため、絵を描く以外のスキルも重要です。2Dの場合でもアイコン作成やアイテムイラストの作成など、ゲームの世界観に求められるクオリティが変わります。デザイナー志望の方はあらゆるニーズに答えられるよう準備しておきましょう。
シナリオライターの多くは外注に出すことが多いです。社員としてシナリオライターを抱えている企業もありますが、人数はわずかです。そのため、プロジェクトごとにシナリオライターを探して書いてもらう事が大半を占めています。
契約形態は、アルバイト、契約社員、社員、業務委託など様々です。

・難易度「高」時給2,000円〜　月給の場合は月給25万〜程度
プログラマー
難易度が高い職種としてはプログラマーがあります。プログラマーでも、フロントエンド、バックエンド、ネットワーク等細分化されていき、担当によっても難易度が変わります。プレイステーション5などのハイエンド機向けは最も難易度が高く、スマホアプリでは比較的難易度は抑えられます。特に現在は『Unity』『Unreal Engine』などのミドルウェアを使うことが一般的ですので、これらを使えるようにしておきましょう。ネットワークエンジニアの場合は負荷によるサーバーダウンやデータの不整合が起きないような仕組みを構築しなければならず、ミスをするとゲームが遊べなくなる可能性もあリマス。プログラマーは根幹部分の構築を行う必要があるため給料も高くなります。ただし、時代に応じて新しい技術を取得しなければならないため日々勉強が求められます。
契約形態は、アルバイト、契約社員、社員、業務委託など様々です。

・難易度『極』時給3,000円〜　月給の場合は月給30万〜程度
プロデューサー。ディレクター
難易度が最も高いのはプロデューサー、ディレクターです。ゲーム開発の作業指示を出したり、企画そのものを考えたり、この職種の動きが完成に影響します。通常は各職種で数年仕事をし、実績を作った人が昇格していくことが多です。なので新卒でプロデューサーになろうとしても難しいです。開発規模の小さなゲーム会社や、これからゲーム開発に参入する新規事業者など、ノウハウを持っていない会社の場合は最初から責任のある立場になることもあります。
契約形態は、社員、業務委託など様々です。プロジェクト単位で契約するプロデューサーなども存在します。