オンラインだからこそ仕事以外の会話を積極的にやっていこう

こんにちは、シナスタジアデザインです。

オンラインによるリモートワークが増加してから1年以上立ちましたが、作業効率は上昇しているでしょうか。一部の企業では出社することも増えたようですが、そこにはオンラインならではの問題も多いようです。

深刻なコミュニケーション不足

オンラインで仕事をする場合、自分以外の社員が何をしているのかが分かりにくいです。特にチームで仕事をする場合はこれまでの仕事の仕方と異なるため苦労している場面も見受けられます。それは「気軽に声をかける」というアクションができないからです。

同じフロアで仕事をしている場合は、ちょっとした空き時間に声をかけてコミュニケーションを取ることができました。しかし、オンラインの仕事になってからは気軽な声掛けが難しくなっています。

まず、オンラインによる通話を実施する際に仕事の通話しかしなくなる点です。無駄に話し込んでしまうと時間ばかりが過ぎていくため、電話と同じで要件のみを話し合い終了してしまいます。これではコミュニケーション不足に陥りがちです。
次に声掛けのしづらさです。複数人で通話をする場合、一つの画面に多くの人が登場します。特定の人物に声をかけて話をすると他の人にも聞かれてしまいます。仕事とは関係のな趣味の話をしたくてもしにくいのが現状です。仕事のルールとして、リモートワーク中はオンライン通話システムの『ZOOM』を起動しカメラをオンにしておく、といったものがあります。これは机に座ってきちんと仕事をしているかを見るものですが、これだと全員の目が向けられているので緊張しますよね。他の人の迷惑になるかもしれない気持ちもあるので、今までのような雑談がしにくくなります。

ブレイクアウトルームを活用しよう

オンライン通話ができる『ZOOM』ではブレイクアウトルームという機能があります。これは特定の人物だけが入れる休憩部屋を作っておくことで、仕事用の部屋と休憩用の部屋を分けられる仕組みです。この機能を使うことで、仕事中の人とは異なる場所で会話が可能になります。仕事用の部屋から退出して別の部屋へ移動することになるので、しょっちゅう姿を消す人がいればすぐに分かりますし、従来どおり「休憩にいってきます」と一言いえば問題ないでしょう。

 

ZOOMの画面下にあるメニューより、「ブレイクアウトルーム」を選択すると何個部屋を作るかメニューが出てきます。ここにいくつか数字を入れてメンバーを割り当てておけばOKです。これで休憩しながら雑談ができるスペースが出来上がりました。

リモートワークだからこそ会話を

リモートワークには利点も多く積極的に活用していきたいのですが、コミュニケーション不足が問題となる場合があります。それを改善するために仕事以外の雑談ができるオンラインスペースを活用することで、不足しがちな社員同士の会話を発生させられます。オンライン飲み会やオンラインオフ会など、趣味の話をする場は非常に盛り上がりますので、仕事にもそれを取り入れて作業効率アップをめざしてみましょう。