企業の扱う動画コンテンツには広告効果があるのか?

こんにちは、シナスタジアデザインです。

動画コンテンツは人気があり、今は様々な企業が自社商品の紹介や企業PRに取り入れています。でも、それって本当に求める効果があるものなのでしょうか。

動画は「見せ方」と「出し方」が重要

動画コンテンツは作れば見てくれるわけではありません。むしろきちんとした戦略を持って扱わないと意味がありません。もちろん、有名人の起用や商品そのものの注目度によって効果は異なります。

動画コンテンツは1つだけ作ってもあまり効果はありません。今回は企業の持つ商品紹介を例にします。

まずは3つから5つの動画を作って紹介します。これは1つの動画だけでは伝わりにくい魅力を補完するためのもので、1つの動画のは1つのテーマを用います。
例えばこんな使い方を当社ではご提案しています。

■農産物の場合
農産物の美味しさをアピール
生産者の声、消費者の声を紹介
生産している畑、工場について安心安全の紹介

■製品、商品の場合
製品、商品の名前を覚えてもらうための総合敵な動画
制作現場、どのようにして作られているかドキュメンタリー
会社の思い、この製品、商品で何ができるかを提案

■webサービスの場合
webサービスの総合的な紹介動画
使い方、マニュアル動画
具体的な改善を実施した企業のインタビュー、事例紹介

このように、複数の動画を使ってわかりやすい動画を作ることで、より効果的な広告宣伝を行います。複数動画を作るメリットは他にもあります。

まずはyoutubeへの投稿を目指そう

動画を作ったらまずは動画を見てもらうために公開します。自社サイトにも掲載しますが、やはりyoutubeにもアップロードしておきます。
これは動画コンテンツとしての活用のほか、広告素材としての活用もできるからです。そのためには1つだけ作るより、複数の動画をアップロードしてコンテンツの拡充を行います。
せっかく企業チャンネルを作っても、見られる動画が1つしかなかったら全く更新していない放置チャンネルとみなされてしいます。そのために週に1本、月に1本でも構わないので更新を継続することが望ましいのです。

流行りの編集方法にとらわれない

youtubeにアップロードする動画は、今流行りの「youtbe的編集」を行う必要はありません。テレビCMのように普通に作ればOK。

「youtube的編集」とは、会話と会話の「間」を削除して常に喋っている状態を作る編集手法です。ユーチューバーと呼ばれている人たちが好んでこの編集方法を使います。これの良い点は、ダラダラと一方的に喋っている状態をなくし、強調したい場面を作りやすいことです。ただ、すべての動画に合う編集方法ではないため注意しましょう。

30秒でもOK、コンテンツを増やすことが大切

動画コンテンツは鮮度が命です。3年前の動画を楽しく見る場合もありますが、商品や製品といったものについては常に更新を行い、改善するたびに変更点を動画で紹介すると良いでしょう。
youtbeは8分以上の動画(2020/7に変更された)に広告が挿入される仕組みになっているものの、それにとらわれてしまっては動画作りが負担にしかなりません。30秒でも1分でも良いので、常に新鮮な情報を供給することが大切です。
チャンネル登録者数や商品が周知されてきたら、30秒の動画でも見てみたくなります。

動画コンテンツは戦略的に実施していくものです。
ただ動画を作っただけでは誰も見てくれないので、youtubeにアップロードしたり、SNSで配信したり、様々なメディアを通して動画を広めていきます。
簡単なようで意外と考えることが多いのが動画コンテンツです。動画運用コンサルタントや制作会社はたくさんありますので相談してみてください。