アプリやWEBゲームの開発費用っていくらくらい?現在の費用感を解説します
こんにちは、シナスタジアデザインです。
当社は主にゲーム開発や動画制作を行っております。
スマートフォンアプリやWEBサービスの開発を検討している企業様は、最終的にどちらを作っているのでしょうか。スマートフォンは多くの人が持っているので利用者の確保はある程度の数字を見込めます。WEBサービスだとどうでしょうか。パソコンからもアクセスできる作りであればさらに利用者は増えるかもしれません。
じゃあどちらも作れば良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、開発費用はそれなりにかかってしまいます。じゃあどのくらい費用がかかるのでしょうか。
サービス内容によって費用は大きく変わる
ゲーム開発費用は開発するサービス内容によって費用は大きく変わります。オンラインショッピングサイトや会員制のコミュニティサービスなどは開発費用は多くかかります。自社の情報を提供するコーポレートサイトだとそれほど費用はかかりません。もちろんどのような仕組みを取り入れるかで追加費用もかかってきます。
ゲームを作る場合の費用
ゲームを作る場合の費用で考えてみましょう。
まずはスマートフォンアプリを作るためには、どのプラットフォームに乗せるかを考えます。Android、iPhone、その他アプリと選択肢は実はあまり多くありません。Androidの場合はプラットフォームに載せずapkを直接配布できますが、iPhoneは専用ストアを通してインストールすることが求められます。いずれにせよターゲットプラットフォームで大きく費用が変わることはありません。
・開発ミドルウェアの選定
ミドルウェアを使うことで開発工数を大きく減らすことができます。スマートフォンアプリでゲーム開発を行う場合は「Unity(https://unity.com/ja)」「Unreal Engine(https://www.unrealengine.com/ja/)」「cocos(https://www.cocos.com/en)」などのツールを使うことが増えています。ネイティブアプリとして作る際も何らかのライブラリを使っています。
オンライン対戦ができるかどうか
オンライン対戦をする場合はリアルタイムで通信して対戦相手と戦う仕組みが必要です。これがあるだけで大きく開発工数が増加します。
3Dモデル、イラスト、シナリオの作成
多くは外部のクリエイターに委託しており、どのくらいの量を使うかで費用もかさみます。
3Dモデルもリアルに作り込んだものか、カクカクとしたブロック状のものかで費用は異なります。
近年ではWEBブラウザゲームでも3Dモデルを多様することが増えてきました。ですので3Dモデルの有無はアプリ、ブラウザ共に検討項目となります。3Dモデルの方が総合的な費用は安くなることもあり、アニメーションを多様するようなコンテンツを使う場合には3Dモデルの活用も検討してみましょう。
2Dの場合はイラストや絵を書く必要があります。「Live2D」(https://www.live2d.com/)という1枚のイラストから3Dモデルのように動きをつけられるツールもあります。テキストアドベンチャーゲームの場合はLive2Dで動きをつけるのが主流です。コンテンツに応じて企画をじっくり検討してみてください。
その他にも多くの費用がかかりますが、これらの情報を元に費用を算出するとこうなります。開発規模に応じて追加人員が発生することを注意してください。
スマートフォンアプリの場合
・プロデューサー 1名
・ディレクター 1名
・リードデザイナー 1名
・3Dデザイナー 1名(2Dの場合は不要)
・UI/UXデザイナー 1名
・フロントエンドエンジニア 1名
・バックエンドエンジニア 1名
・プランナー 1名
・デバッガー 1名
・QAサポート 1名
・外部クリエイター 1〜5名
ワンタップで遊ぶカジュアルゲームの場合開発期間は1ヶ月〜2ヶ月程度です。
大規模なゲームになると6ヶ月〜1年程度です。
100万円程度から数億円規模まで変動しますが、費用感としてはこの程度となります。
ブラウザゲームの場合
・プロデューサー 1名
・ディレクター 1名
・リードデザイナー 1名
・3Dデザイナー 1名(2Dの場合は不要)
・UI/UXデザイナー 1名
・フロントエンドエンジニア 1名
・バックエンドエンジニア 1名
・プランナー 1名
・デバッガー 1名
・QAサポート 1名
・外部クリエイター 1〜5名
実は開発人材としてはアプリもブラウザもそう変わりません。どんなコンテンツを作るか、内容次第で費用が大きく変わります。
どちらが安く作れるか、という問いに関してはどちらも同じくらいの費用がかかります。考え方としては、開発費用が先にあり、その費用内でどんなコンテンツを作っていくかがポイントです。企画段階で費用を概算するので、その段階で方向修正をしておきましょう。
当社は開発費用を元にして無理のない範囲で作ることができる企画を提案しています。50万円で作れるアプリ、1億かけても良いから売上が立つゲーム、などなど。予算に応じた最適な企画案をご提供します。